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 あなたへのメッセージ  あなたは常に自分と出会う〜鏡の見方


「人は鏡」と言うけれど、その鏡の見方、よく分かっていない方が多いようなので、今回はその鏡の見方のお話です。



実はすごく単純な話なんです。


私たちは自分の顔を直接見ることはできない。
鏡に映して初めて分かりますよね。


顔だけではなく、自分というものがそういうもので、
他者という鏡に映るのを見て、初めて分かるようになっています。


私たちはみな大きな鏡を持っています。
その鏡は内側にあるので、自分を映し出すのではなく他者を映し出すためにあります。

お互いに、そうやって映し合うんです。


ところが、自分というものを作り上げてゆく時期には、そんな事は全く分からないので、
本当の自分の姿とは違う自己イメージを作り上げてしまう。
勘違いしてしまうのです。


そして、
鏡に映っているものは、その鏡を持っている人だと思ってしまう。
鏡を見ているだけなのに、鏡を持っている人を見ているのだ、と勘違いしてしまう。
鏡とその人との区別がつかなくなっているんです。


ステキな異性と出会ってつきあっていく内に、
3ヶ月たつと「あれっ?」と思い、半年たつと「こんな人だったの?」
結婚してみたら「だまされた〜」
と思うのは、鏡とその人とを混同しているからかもしれません。


少し丁寧にお話しますね。

私たちは、自分がどんな人間なのか、人との関係の中で見つけてゆきます。
親にどんな事を言われて育ったのか、
先生にどんな評価をされたのか、
友人に何を言われたのか、そういった事の積み重ねで、
自分はこういう人間なんだな、という感覚を作り上げてゆきます。
でもそれは本来の自分とズレが出来てしまうために、どこか居心地の悪さがあります。


占いが人気があるのもそのためです。
占い師さんが、その人の性格や傾向などを教えてくれますが、
自分はこういう人間なのだ、と確かめたいからです。
やっぱりそうだよな、占いの本にも似たような事が書いてあった。
私は決断するまでに時間がかかるけれど、決めてしまえば何年かかってもやり通す力があるんだわ、
というように。
自分がどんな人間なのか、私たちはハッキリと見ることができないので、
そういった様々な情報を頼りにしたりします。


本当の自分を知るには、もっと簡単な方法があります。
天にいただいた「鏡」をのぞき込んで、そこに写ったものを受け取ればいいんです。


そして、それには順番があるようです。
こういう順番ですると、より楽に進めると思います。


 第一段階・基礎体力をつけましょう

まずは準備段階。基礎体力をつけてください。


あなたの大好きな人は誰ですか?
何人かあげてください。
その人の、どんな所が好きなのか、なるべく詳しく書き出します。
「やさしい所」と書いたら、どんな風に優しいのか、どんな時に優しいのか、
事細かに書き出しましょう。
その人のどんな所に影響を受けたのか、というような事も書くといいです。


その、あなたが書き出した事が、鏡に映ったあなたの姿です。
その人も大きな鏡を持っていて、そこにはあなたの姿が映っていたのです。


それはなかなか受け入れがたいかもしれませんね。
私にはそんな事は出来ない、私なんてまだまだ全然ダメだわ…
そう言われるのはちょっと嬉しいけど、現実の私はああでこうで…


と思うでしょうか?


あなたもその人と同じ質の優しさを持っているはずです。
もしかしたらあなたはまだ、その分野の能力や傾向を十分に発揮していないかもしれないけれど、
同じ傾向、同じ質のものをあなたも持っています。
あなたが出会ったのは、あなた自身なのです。
これ、私が保証します。



これをすんなりと受け取れる人はいいのですが、
もしあなたがそれをうまく受け取れないのだとしたら、
心の器を大きくする必要があります。
というか、そういう自分自身を受け入れることで、あなたの心の器が大きくなります。


受け入れがたさ、というのは「成長痛」のようなものですね。
器が広がる時に、それがよき事であっても痛みが伴います。



 こころの器が広がる時

イメージ出来ますか?

あなたの心の器が、今、広がろうとしています。
だからそれをじゃましないようにしましょう。
あなたが、自分の中にも優しさがある事をうまくまだ受け入れられないなら、
「そんなはずはない。私はこの前も友人の気持ちも考えずに勝手な事を言ってしまった…」
というような気持ちがわいてきたら、


   私はまだ、自分の中の優しさを十分に育てていません。
   でも、私の中に優しさの種があることを認めます。
   私は日々、少しづつその種を育ててゆきます。



というようなアファメーションを作って、毎日自分に言うといいです。
それをしてゆくと、だんだんあなたの心の器が広がってゆきます。
自然と、周りの人に優しさを表現している自分に気づくかもしれません。


成長はゆっくりだし、失敗も必ずあるでしょう。
とんでもない事をしてしまうことだって、あります。
でも、それでもあなたの中に「やさしさの種」は存在しています。
必ずあります。

だからそんな時は、へこみながらでもアファメーションを続けてください。


まず、あなたの器を大きくしましょう。
器が大きくなるだけで、解決してしまう事もたくさんあるのですから。



 第二段階・正念場

多少なりとも器が大きくなったな、と感じられたら、
次のエクササイズをしてください。

器が大きくなっていないと、これはとても難しいですから、
無理しないでくださいね。

では、準備の出来た方はこれをしてください。


大嫌いな人を何人かあげてください。
その人の、どんな所が嫌いなのか、困るのか、気に触るのか、
事細かに書き出します。


まずは「感情の大放出」が必要かもしれませんね。
思う存分、感情のジェットコースターに乗って、
とことん乗って、その人に感じている感情を出してしまいます。
怒り、嫉妬、もやもや、むかつき、ねたみ、悔しさ、等々を吐き出しましょう。
これ、大切です。
じっと我慢していると、何も進みません。
とにかく一度、感情を出し切ってしまうほうがいいです。


これは紙に書いてもいいし、信頼できる友人に聞いてもらってもいいです。
感情のエネルギーを流してしまうと、少し相手が見えるようになります。
そうしたら、再度書き出します。


その人のどんな所が嫌いなのか、
その人は、どんな人なのか、
その人からどんな影響を受けたのか、どういう風に迷惑だったのか、
その人の嫌いな部分のポイントは何なのか、よ〜く考えてください。

その、あなたが書き出した事が、鏡に映ったあなたの姿です。
その人も大きな鏡を持っていて、そこにはあなたの姿が映っていたのです。
あなたが出会ったのは、あなた自身なのです。


それはなかなか受け入れがたいかもしれませんね。
でも、認めてしまうと楽ですよ〜〜

これを受け入れると、器はぐぐぐっと大きくなります。
魂のレベルが上がります。
人生がものすごくシンプルで楽になります。



 こうすれば楽になる



例えば。
Aさんはご主人といつもお金の事で気まずくなります。
ご主人はサラリーマンですが、転職ばかりしていて給料も少なく、
そのうちに独立して仕事を始めましたが、借金が増える一方です。

こんな時、妻の立場の人の行動は、大きくわけて二つでしょう。
ある人は、家計を支えるために必死で働きます。
ある人は、不安や絶望、不信感にさいなまれて何も出来なくなります。

念のために書きますが、これはどちらがよくてどちらが悪い、という事はありません。
ただ、その人はそうするのが自然だった、というだけです。


Aさんはたまたま後者のタイプでした。
夫が働いて家族を養うのは当然のことだと思っていたし、
子供もまだ小さかったので、家庭にいたかったのです。

そしてあまりにも苦しくて、生活も出来ないしもう耐えられないと感じたので、
「鏡を見てみよう」と決心しました。


夫に対する恨み辛みや被害者意識を出してしまってから、
もう一度、夫はどういう人なのかを考えてみました。


   夫は金銭感覚がルーズで、どんぶり勘定。
   買うか買わないか迷ったら、必ず買う人。
   自分の欲しい物は我慢できない。
   いい格好はしたいけれど、実は働きたくない。
   足りないお金は、私がなんとかすると思っている。



書いてから、「もしかしたらこれは、鏡に映った自分 かもしれない」
と考えてみたら…

まさにそれは彼女自身の姿でもありました。

Aさんは非常にショックを感じたのですが、
気づいてしまうと、もう、受け入れるしかありません。
抵抗しながらも、少しづつ受け入れてゆきました。



こんな時、どうしたら早く楽に受け入れられるか、コツがあります。
それは、まず、独り言をいってみるんです。


    私って、実は働きたくないのよね〜
   夫が十分に稼いでくれて、気楽な主婦をしていたいわ。
   家計の足りない分は、夫が何とかするのが当たり前だと思う。
   それに浪費家で欲しいものはどんどん買うけど、
   夫や子供の欲しいものには、お金を使いたくない。
   私って、そういう人間なのよね〜〜


それから今度は、同じ事を信頼できる友人に言ってみます。


   ねえ、ちょっと聞いてくれる?
   最近気づいた事があるんだけど、これはあまり人に言いたくないのよ。
   でもね、言った方がいいって言われるから、聞いてくれるかな。
   あのね、私って実は働きたくないのよ〜〜
   夫が十分に稼いでくれて……
   ……



という感じで、信頼できる友人にしゃべってみます。
そうすると大抵その友人は言うでしょう。

「あ、そんなの知っていたよ〜
Aさんは自分でその事に気づいていなかったのね〜」と。
あるいは、
「あーーーー分かる分かる〜〜
私もそういう所、あるわぁ〜」
という話になるかもしれません。

でもまあ、だいたいそんな感じになるのではないか、と思います。


気づく→言葉にしてみる(少し受け入れる)→友人にしゃべってみる(また少し受け入れる)
というように、心の器が大きくなってゆきます。



そして、なぜかご主人との関係が変化してゆきます。
不思議ですが、変えようとしなくても変わってゆきます。



 こうして私たちは成長する



この二つの事が出来てくると、
目の前に現れる人の本当の姿を見ることが出来るようになります。


これが出来ない時にあなたが見ている相手は、
鏡に写っている自分の姿である事が多いのですが、
このエクササイズが出来てくると、
鏡と、鏡を持っている相手との区別がつくようになります。

その区別がつくようになっても、相手の姿は同じなんですが、
あなたの感じ方が変わるでしょう。
そうなると、あなたと相手の方との関係が変化します。


以前にもメルマガで書きましたが、私たちはもともと全体であり、
宇宙の全ての情報を持っています。
光もあれば、影も闇もあって、私たちは全体なんです。

エゴ様は小さな殻に閉じこもろうとする傾向があるのですが、
その殻を破り、そういう自分もあっていい、と思えるようになることが、
自分の心の器を少しでも広げてゆくことであり、
心の成長、魂のレベルアップでもあります。


そのために、私たちは鏡を頂いてきました。
誰かのための鏡になり、誰かを鏡にして、お互いの気づきに貢献して成長するために。


自分の影・闇を認めて受け入れてゆくことが、光への道です。
影・闇と格闘したり消そうとしたり、戦えは必ず負けます。
認め、受け入れてゆくことで、私たちは成長し、光に戻ってゆくのです。




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