| あなたへのメッセージ 脳の病気傾向の人とつきあうには、再び |
先週の「寄生虫元型」の話、沢山の質問やメールをいただきました。
ありがとうございます(^_^)v
今週はまた違うお話です。
2年前の今頃、脳の病気傾向の人の事を書きました。
実は最近また、脳の病気傾向の方の話が頻繁に出るようになったので、
もう少し丁寧にご紹介しようと思います。
脳の病気傾向の人とつきあうには
こころや脳の病気傾向の人をサポートするために
今読み返すと、荒削りだけれどよく書いたな、と思います。
今回は、これらの文書の補足です。
もっと具体的な方法をご紹介します。
脳の病気傾向とは
2年前のメルマガでは、
具体的にどういう傾向の事を言うのかの例が少なかったので
今回は少し具体的に書きます。
私が「脳の病気傾向」という荒っぽい言い方をしているのは、
こんな傾向のことです。
それは本人の努力で変えようのない傾向の事です。
見ていると、努力が足りないとか怠け者とかに見えるのですが、
そうではなく、本当にどうしようもないものです。
極端に待てない
前に並んでいる人を押しのけて先に何かをしてしまう
すぐに相手が動いてくれないと、切れて怒りの発作が起きる
極端にスローテンポ
周りのテンポに合わせられない
未来の事を考えて行動する事が出来ない
今全部お金を使ってしまうと後で困る、という発想や行動が出来ない
今仕事しておかないと相手に迷惑をかける、という事が理解できない
過去の失敗から学ぶ事が難しい
同じトラブルや失敗を懲りずに繰り返す
金銭感覚の欠如
現実的なお金の使い方が出来ない。
欲しいものを我慢できないので、あるだけ使ってしまう。
逆に、お金が減ることに恐怖があるので、極端に切り詰めた生活をする。
感情が非常に激しい
怒りの強烈な発作が起きやすい
極端に文句が多い
感情の起伏が非常に激しくて、フラットな状態が少ない
感情がない
まるでロボットのような感覚
自分しか存在しない
目の前にいる人の感情が想像つかない
他人の立場に立つことが出来ない
他者と暖かい心の繋がりを作ることが出来ない
人のものを黙って使うのも平気
自分の要求を何があっても通す
自分がして失敗した事を人のせいにして平気
人の話が聞けない
必ず途中で口を挟む
話の根本ではなく、言葉尻に反応してこだわる
掃除や片付けが出来ない
異様に汚い部屋、物が捨てられない
ある部分では清潔に異様にこだわる
記憶が自分の都合のいいようにすり替わる
書き出してみて気づいたのですが、
誰でも多少なりとも持っている傾向が、極端になる事が多いようですね。
(私も思い当たる事があります(>_<))
これらの傾向が全部ある、というわけではありません。
これらの傾向のいくつかが、強くその人の中にある、という意味です。
そしてこういう傾向は、「こころの問題」だとか「根性がない」とか思われる事があるのですが、
そしてそういう方もいらっしゃるのですが、
そうではなく、脳がそういう状態になっている方が沢山いらっしゃるように思います。
こういう状態で、仕事人として成功している人もいます。
外で仕事をしている時には非常に有能で、
家の中では上記のような傾向のどれかが強く表れる方もいます。
仕事を続ける事が出来なくて、金銭的なトラブルを起こす人もいます。
こころの病気傾向ではなくて
こういう傾向を色濃くもった方々を、
「脳の病気傾向」と呼ぶのが適切かどうかは疑わしいのですが、
今、どんな言葉で呼んだらいいのか分かりませんので、
この言葉を使わせていただきます。
こころの病気や症状ではない、という事が言いたいんです。
また、ハッキリと脳に器質的な障害があると言われている病気の方もいらっしゃいますよね。
こういう方が身近にいらっしゃる方からは、
私が「脳の病気傾向」と呼ぶものは「脳ではなくて心の病気ですね」
と言われる事があります。
私は医者でも科学者でありませんから、詳しい事は分かりません。
が、今は神田橋先生の説をとって、
こころは脳の状態の表れで、脳の働きが落ちてくるとこころが貧しくなる。
また一方では、こころは脳の障害の原因でもある。
と考えています。
ポイントは2つ
では、そういう方が身近にいる場合、どうしたらいいのか。
これは2年前のメルマガに詳しく書きましたので、
あまり付け加える事はありません。
ただ、本人の努力だけではどうしようもないのだ、
怠けているわけではないのだ、
という事をわかっていただきたいです。
そしてこういう傾向は、周りの人のあり方や食事や様々な養生で軽減する事が可能だけれど、治る、というものではないように感じています。
そういう傾向は残り続けると思います。
どんなに努力しても、全くの別人にはならないのと同じです。
ですから、こういう脳の病気傾向の方とつきあわざるを得ないなら、
・その人の脳の病気傾向が楽になる方法を一緒に考える。
・現実的に、ある事が出来ない人とどう係わったらいいのかを工夫する。
の2点になると思います。
例えば…工夫の仕方
では、今回は後者の、
「現実的に、それが出来ない人とどう係わったらいいのかを工夫する。」
という所を少し具体的にお話します。
例えば、計画的にお金を使えない人がいるとします。
それが自分の子どもだとしたら、こうします。
あなたは計画的にお金を使うことが苦手よね。
欲しい物を我慢する事が出来ないでしょう。
それは、努力する事があなたにとってはとても難しいのだ、と
私は感じている。
でも、その事でトラブルが沢山起きてきて、私はとても辛い。
あなたもそのたびに怒りが爆発するし、辛いでしょう。
それで方法を考えたのだけれど、こういうアイデアはどうかしら?
1か月のお小遣いで、うちの家計から出してあげられるのは、○○円が限度です。
これを一度に渡してしまうと、数日で使い切ってしまうので、
一週間単位にしたらどうかしら。
そして、友達の誕生日があったり部活のイベントがあったり、
臨時の出費があるから、そのためのお金をあらかじめ残しておくの。
一週間の予算の一割を、私が預かります。
それをちゃんとノートに付けておいて、
臨時の出費がある時に、それを使いましょう。
というような提案をするかもしれないです。
もしそれで子どもが納得したら、実行します。
実行してみて、うまくいくかどうか試します。
もっといい方法が浮かべば、それを試します。
相手が喜びそうな貯金箱を探すのもいいかもしれないです。
やっぱりうまくいかない
こういう約束・取り決めをしても、たぶんその子は守れないでしょう。
何か欲しい物が現れると、来週を待てなくて大暴れするかもしれません。
何があっても自分の思いを通そうとするかもしれません。
そんな時には、
この世には守らなければならないルールがある、
という事を示します。
決して感情的にならずに、約束は約束、決めた事は決めた事、と事務的に冷静に伝えます。
その子が暴れようが叫ぼうが関係なく、淡々としています。
相手の感情に巻き込まれて、
約束を守らないその子への怒りが爆発してしまうと、
またまた大騒動になってしまいますよね。
そしてそういう修羅場を治めるために相手の言い分を通してしまうと、
子どもには「暴れれば思いが通る」という体験をさせてしまいます。
そしてこちらに残るのは、罪悪感や自己嫌悪などのイヤな感情です。
自分を信頼できなくなるし、
相手にコントロールされるのを許してしまった後味の悪さは、大きなダメージになります。
この方法でうまくいく事もあるでしょうし、
やっぱりダメな事もあるでしょう。
うまく行かない原因は2つ考えられます。
・相手にフィットする方法をまだ探せていない。
・あなたの中に整理されていない何かがある。
前者の場合は、方法を探し続けるしかないです。
後者の場合は、あなたの心の中が整理されて浄化されていないと、
あなたの言動にそれが表れて、それが相手に影響を与えます。
自分自身の浄化整理と、相手にフィットする方法を探すのとは、車の両輪のようなものです。
多分この2つを同時にやってゆく事になると思います。
自分の中の整理が少しできると、いいアイデアが浮かびやすくなりますから。
そして
脳の病気傾向として私が例に挙げた項目を多少なりとも持っている人は、
かなりの割合になると思います。
誰の中にも多少なりともあるはずですし、
(私も思い当たる事があります。多分あなたもあるでしょう)
それが障害になったり、トラブルの原因になったりする人は、
一クラスに一人くらいの割合でいるのではないか、と思います。
あなたの家族の一人かもしれないし、
職場の同僚や上司、習い事の先生の中にいるかもしれないです。
前回も書きましたが、逃げられる状況なら逃げてください。
職場の同僚や上司にその傾向の人がいて、
もしあなたが怒りの標的にされているならば、
逃げた方がいいです。
家族にその傾向のある人がいると、逃げられませんね。
どのように工夫して、どのような自分でいればいいのか、
あなたのテーマの一つだと思います。
取り組んでくださいませ。
あなたが自分自身を整理して浄化するために「108回音読する元型」
これを使うと浄化が早い「リラクゼーションの練習」
|