前回は、迷った時にどんな風に頭と心を整理して決めたらいいのか、
そのエクササイズをご紹介しました。
そして最後にちょっと書いたのですが、
正解はないかもしれないんです。
逆に言うと、すべては正解だ、とも言えます。
この「正解」と言う表現が適切なのかどうか分かりませんが、
どれを選ぶかではなくて、
どんな価値観、どんなエネルギーでそれを選ぶか、
という事こそが一番大切なのではないか、
と最近の私は感じています。
今日はその事を少し考えましょう。
理由
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
私は占い師をしていた事があります。
三宮のお店で座っていると、色々な方が来られて、
「今の会社は辞めた方がいいですか?」
とか、
「この彼氏との相性はどうですか?」
とか、様々な質問が投げかけられます。
その時に強く感じていたのは、
どういう理由で会社を辞めた方がいいと考えているのか、
今後どうするつもりなのか、
どういう思いでその彼氏を選ぶのか、
どんなつきあいをしていきたいと考えているのか、
という事がその人の運命を作ってゆく、という事でした。
その彼氏との結婚を決意するのに、
「大手の会社に勤めていて、お金の苦労をしなくてよさそうだから」
という理由で決める人と、
「考え方や価値観が似ていて、一緒にいるのがとても自然な感じがするから」
という理由で決める人と、
その後の人生が全く違うものになるのを感じました。
つまりAさんとの結婚が成功なのか失敗なのかは、
「なぜAさんと結婚しようとしたのか」という理由から生まれてゆくものなのです。
選ぶ基準
もっと日常的な事を例にすると、
ご飯のメニューを決めるにも、
健康にいいもの
美容にいいもの
お財布にいいもの
身体が欲しがるもの
心が欲しがるもの
習慣的にそうしているもの
一緒にいる人が選んだもの
様々な基準が考えられますよね。
どの基準で選ぶかで、内容が変わってきます。
例えばAさんにとって、健康にいいのは「雑穀の入ったご飯と野菜中心のお弁当」で、
美容にいいのは「コラーゲンたっぷり、黒豚の煮物」で、
お財布にいいのは「A定食」で、
身体が欲しがるのは「魚と野菜」で、
心が欲しがるのは「揚げ物セット」で、
習慣的にそうしているものは「パスタ」かもしれません。
でも実際には、いつも一緒にいる人に合わせて注文しているかもしれません。
たまたまその時一緒にいる人に合わせて選んだのが「魚と野菜」のメニューだとします。
それはAさんにとって「身体が欲しがる」ものです。
だったら、身体にとってはどちらの選択でも同じ…でしょうか?
これが違うんです。
私は全く違うと感じています。
身体が欲しがるものを選択して「魚と野菜」を選ぶのと、
一緒にいる人に合わせて「魚と野菜ヶを選ぶのと、
身体にとってすら、全く違う結果になるのではないかと私は感じています。
だって、
「なんて美味しいの、なんて幸せなんでしょう」
と思って食べるアイスクリームと、
「こんなの食べるから太るのよね、失敗したわ」
と思って食べるアイスクリームとは、
身体にとっても心にとっても、全く別物だと思いませんか。
私は科学者ではないので出来ませんが、実験してデータを取るときっと面白い結果になるでしょう。
そういう事なんです。
理由が違えば未来が変わる
例えば、
「会社を辞める」という選択をする時に、辞める理由は色々ありますよね。
履歴書に書かれる一行は、
平成20年、株式会社こころの露天風呂を退社
かもしれないけれど、その中身は、
1、怠け心が出て、働くのがいやになった
2、頑張りすぎて、もうこれ以上働けなくなった
3、自分の才能をもっと生かせる職場に変わることにした
4、上司のセクハラに耐えかねた
5、会社の経営状況が悪いので、泥沼にならないうちに次に行きたい
6、お金が必要なので、もっと収入のいい所に移ることにした
などなど色々考えられます。
結果としてあらわれるのは「会社を辞める」だけですが、
会社を辞めるという選択が、その人にとってベストかどうかを考える時、
その理由を考えなければ判断できないですよね。
そういえば中途採用の入社試験などでは、
前の会社を辞めた理由って必ず聞かれるんじゃないでしょうか。
その理由が分かると、この会社を選んだ理由も多少見当がつくわけです。
話を元に戻します。
辞め方で、その人のその後の人生が大きく別れていくのが分かります。
ちょっと空想してみましょう。
1の人はその後、都合のいい相手を探して探してうまくいかず、路上生活者になる可能性もあるかもしれません。
あるいは効率のいい仕事の仕方を開発して、それを売ることで収入を得るかもしれません。
2の人は、もしかしたらうつ病の治療が必要になるかもしれない。
そして病気をきっかけにして自分を整理し、その人らしい生き方を創造するかもしれない。
3の人は勉強しながら仕事も頑張って、お客様に本当に喜んでもらえる能力を磨き上げ、プロになって独立するかもしれない。
4の人は、傷ついた心をいやしながら、女性が働きやすい職場作りをテーマに考えるようになったかもしれない。
5の人は、しっかりと稼ぐと言うテーマに邁進して、リッチになったけれど、友人もなく寂しい思いをするかもしれない。
6の人は、家族のために必死で働き、家族の幸せを自分の幸せにするかもしれない。
私たちの運命をつくるのは…
誰にでもある事ですが、人生の三叉路に立たされた時、
どのみちを選ぶと幸せに繋がっているのか、考えますよね。
どの道が正解なのか、どこかに落とし穴がないか、考えるでしょう。
あるいは逆に、あの時この道を選択していれば…
こんな事にはならなかったのに…
と言う悔しい思いをしている方もいらっしゃるでしょう。
でも、ABCのどの道も正解なんです。
あなたがその道を選ぶ時の思い、価値観、理由、それが
私たちの人生を創り出してゆくのです。
選択肢自体に正解不正解があるわけではないのです。
先にも書きましたが、
「なんて美味しいの、なんて幸せなんでしょう」
と思って食べるアイスクリームと、
「こんなの食べるから太るのよね、失敗したわ」
と思って食べるアイスクリームとは、
身体にも心にも魂にも、おそらく全く違う作用をもたらすように、
どんな理由で、何に価値を見いだしてその選択をするのか。
この「理由」の持っている「エネルギーの質」こそが、私たちの運命を作っていくのだと思います。
あなたの「理由」の「エネルギーの質」を上げるために「108回音読する元型」
人生の三叉路に悩むあなたには「メールdeカウンセリング」
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