いつも月曜メルマガを読んでくだって、ありがとうございます。
最近、立て続けに「愚痴」がテーマのメールを3通いただき、
似たような事を全員にお伝えしたので、
もしかしたら皆さんにも役立つかもしれない、と思い、
今日のテーマは「正しい愚痴のこぼし方、こぼされ方」です。
愚痴の特徴
日本は言霊の国で、言葉そのものに宿るエネルギーを大切にしますよね。
「愚痴」という言葉も、すごいなと思います。
愚痴というものが持っているエネルギーって、
「ぐち」という音の持っている感覚と、本当にピッタリだと思います。
愚痴って、ぐちっとしているんですよね。
愚痴というのは、自分の内側がぐちぐちした状態になっている時、
それを自分の中に止めておくのが難しくなって、
ポロポロとこぼれるものなんですね。
そして愚痴というのは、こぼす時に「なんとか解決したい、よりよい方向に持って行きたい」
という意図がないです。
「なんとか解決したい、よりよい方向に持って行きたい」という意志があるとき、
それは「相談」になります。
愚痴がこぼれる時、その本人はその内容について、
「改善の余地がないと信じ込んでいるか、改善する意志がない」んです。
自分から考えて行動して問題解決したいのではなく、
だからといってその状況を受容も出来ない。
という宙ぶらりんの時、二つの思いがぶつかってどうにもらなず、
自分の内側がスッキリしなくなります。
その時のエネルギーが「愚痴」です。
二つの葛藤するエネルギーが、行き場を失ってつい口から「こぼれる」んです。
愚痴のエネルギーって、聞いている人を不快にさせる事が多いですね。
愚痴の状況や相手が、聞いている人にも共通する場合には、
軽く一杯飲みながらそれで大いに盛り上がったりするのかもしれませんが 、
多くの場合、聞いている人はとても不快な感覚になります。
私の場合は、身体が腐っていくような不快感です。
で、それを聞き続けているのが苦痛なので「アドバイス」とか「解決方法」とかを相手に言いたくなる。
相手には「改善できる」という意識がないし、心から何とかしたいという意志もないので、
その時は嬉しい顔をするかもしれないけれど、
結局の所、それを実行する事はない。
それが繰り返されると、聞いている人はイライラしてきます。
うんざりしてきます。
ではどうする? 愚痴をこぼす時のお作法
相手に不快な思いをさせるなら、
そして話しをしても解決にならないと思っているなら、
人に言わなければいいんですが、
そう簡単に割り切れたら、何も苦労はないですね。
愚痴は一種の葛藤する行き場のないエネルギーですから、
ため込むと身体に悪いんです。
だから安全な形で、外に流してしまわなければなりません。
愚痴の元になる行き場のないエネルギーは、出して流してしまうほうがいいんです。
そのやり方を説明します。
愚痴をこぼしたい気分になったら、
「ねえ、私は今、ちょっと愚痴をこぼしたい気分なんだけど、聞いてくれる?
その事について、私はまだ積極的に改善方法を探そうという気分ではないし、
そんな事は無理だっていう所にいるのよ。
だから、あなたにアドバイスや解決方法を求めているのではなくて、
どうしようもない話をただ聞いてくれる事を求めているんだけど、どう?
付き合ってくれる? 」
とまず最初に前置きして、相手に「OK」をもらってから話し始めてください。
ポイントは、
今は改善しようと思っていない事。
相手に求めているのは、ただ聞いてくれる事で、アドバイスはいらない事。
相手に聞いてもらう「OK」をもらう事。
この3つは必ず押さえてください。
このポイントを押さえて話しをすると、断られる事はめったにありません。
相手もいつもよりあなたの話を真剣に聞いてくれると思いますよ。
ぜひ、お試し下さい。
これが「愚痴をこぼす」時のお作法です(^_^)v
ではどうする? 愚痴をこぼされる時のお作法
愚痴をよくこぼす友人がいたとします。
あなたがそれを聞いていて、いつもいい気分でいられるならいいのですが、
もし私と同じように、不快感やイライラを感じるとしたら、
こうするといいです。
ああ、これはいつもの愚痴だな…
という感覚がやって来た時に言います。
「ねえ、貴方が今しゃべろうとしている事は愚痴かな? それとも相談かな?
実は私は、人の愚痴を聞いていると不快感があるのよ。
胸のあたりがイヤな感覚になってくるので、あまりうれしくないの。
で、どうしたらいいのか考えたのだけど、
ただ愚痴をこぼして息抜きをしたいだけで、何もアドバイスを求めていないのか、
改善したいのでアドバイスや解決方法などが欲しい相談なのか、
どちらなのかハッキリさせてほしいの。
これは愚痴だからただ聞いて欲しいなら、私はしっかり聞くよ。
例えば今から1時間だったら、聞けると思う。
今、あなたの求めているのはどっちなの? 」
と言います。
ポイントは、
愚痴と相談とは全く別物だ、と伝えること。
愚痴を聞くと個人的に不快感があるのだ、と伝えること。
相手に、今から言うのは愚痴なのか相談なのかの区別をしてもらうこと。
愚痴なら1時間しっかり覚悟して聞くし、
相談なら出来る限りの力になりたい、と伝えること。
これが愚痴を聞くときのお作法です。
この方法は、私は自分の不快感と相手の力になりたいという気持ちとの板挟みになり、
もうどうしようもなく辛かった時に、自然に生まれてきました。
伝えてみたら、面白かったですよ〜
その人はそれ以来、愚痴が激減しました。
ほとんど言わなくなりました。
何人かの方に試していただいたのですが、
今まで決して行動しようとしなかった人が、何か動き出したり、
しっかり聞くよ、と言うと「もういいわ」と言われて、
しかも関係は今まで以上によくなったり、というご報告を頂いています。
ぜひ、お試し下さいね。
そしてどんな結果になったか、教えてくださいませ。
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