| まゆみんの50回以上のお見合い遍歴 12 扉をノックするのは |
その彼を意識しだしてひと月だったか、3ヶ月ぐらい経っていたのか。
よる9時頃アパートの扉をノックする音がした。
開けてみると、味津谷くんが立っていた。
年賀状以来、サークル活動でも特に何ということもなく過ごしていたので、あれは
冗談だったのかな?と考えていたころだったので、私にはなぜ彼がそこにいるのか
わからなかった。
遊びに来た、という彼にとりあえず入ってもらったけど、(もちろん、部屋をかた
づけてから( ̄o ̄;))
私は日中の寝装図案の会社のお勤めのほかに、兄に頼まれた織物の下絵を自宅で製
作中で、まだ自分の仕事の流れがわかっていなかったので少々焦っていた。
( ̄△ ̄)「内職中なんだけど」
а(゜▽゜)「へえ〜 きれい!」
私はついそのまま仕事に入ってしまい
「かまってあげられないけど」「うん、かまわないよ」
…
「お茶ぐらい入れてよ」「ああ、そうね、うん」
インスタントのコーヒーを入れてあげた。
…
…
…
ほんとにかまわないのかな。遊びに来たんならつまらないだろうなあ。
つまらなそうな、手持ちぶさたな様子が見えたので
「もう帰ったら? やることないからつまらないよね」
「うん … 帰るわ」
「かまってあげられなくてごめんね」
あー 追い返しちゃったよ。ふう。やっと集中できる。
私も気になっている相手だから、ぐるぐる考えちゃう。
しかし彼は、何しに来たんだろう。
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今ならこの時の戸惑いの理由も彼のいるところも
わからないなら聞けばいいのにとも思えるけれど… ε-(ーдー)ハァ
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