| まゆみんの、50回以上のお見合い遍歴-170 石舞台古墳で |
「みっちゃん、お願いがあるんだけど」
「何?」
「デートしない?」
「いいよ。どうする?」
「やったあ。うれし〜 ヽ(の▽の)ノ♪
石舞台古墳に行きたいなあと思っててね」
「それならうちの近くやん。ではご案内しましょう。って、ぼくもようわからんねん」
「ではなおさら行きましょう♪
ついでにあの会社の課長たるみっちゃんちって、どんなんかなあと」
「うち?ええよ。高級マンションやで〜。高いで〜」
「建物が?」(突っ込み)
「そう」(そうきたか!)
うちへ帰って企画を練る。
あの辺ってレンタル自転車があったっけ…
お弁当を持って どっか場所あるかな レジャーシートが確かあったはず
えっと お弁当って、何が入ってるもんだったっけ!?
卵焼き、ブロッコリー、にんじんのグラッセ、鶏肉の塩コショウ炒めにレタスを敷いて
そんなもんだったかなあ?
どこをまわろうかと… そこまできっちりすると、私がリードしちゃうよね
二人で決めるかな
レンタル自転車はあったけど、車で来てくれたので目的地へ移動。
自転車で移動すると、一箇所が広いので移動に時間が取られるという。そうだったか〜。
車で入れないところが多いので、駐車場へ停めて歩くことになる。
曇っているうちにたまに晴れる微妙な天候だった。
「石舞台古墳は以前上々颱風(しゃんしゃんたいふーん)のコンサートに来たことがあってね。
その頃は、ノリがわからんかった〜。
石舞台でコンサートって、どういうこと?と思ったら、こっちの広場に木組みの舞台が作ってあって、つまり、野外コンサートでね。
みんな芝生に適当に場所を取ってて、一人で行った私はじっくり舞台の構造を観察… そんなことしてる人はほかになかったけど(笑)。」
石舞台古墳の下は空洞になっていて、隙間から中に入ることができる。
先客が途切れたときに私たちも入ってみた。
見上げると、うまいこと石が組まれている。
「外からはかなりテキトウに大石を置いたみたいだけど、びくともしないよね」
中はわりと空間がある。少し寒い。 憧れの秘密基地のようなところ。
「でも、僕はここには入らへんで(遺体としてという意味で)」 b( ̄〜 ̄)┓-З
「わかったわ。入れたらへんわ!(入れてあげませんわ)」┏( ̄へ ̄)┓-З
お茶を忘れたので、途中でお茶を買って広場でレジャーシートを広げる。
「たまにはいいねえ、こういうの」と言ったのは、私だった。
「マンハッタンにいたときは、近くのこういう公園をよく走ったよ」
「インテリ発言やね〜 いやみなやつ〜(笑)
でもそれ、あちらへ行って“近くの奈良公園でランニングをしてた”ってのと、
大して変わらないのでは…」
「そりゃそうだ」(笑)
小学校の修学旅行でシカの糞コロコロの春日山にも行ってねと話しながら
夕方4時頃、
「どうしましょう〜 大体行きたいところは廻ったね」
「うちの豪華高級マンションみてみる?」
「それはおもしろそうだ〜♪ みっちゃんの豪華っていうセンスはどんなもんかな」
「そりゃあきみ、豪華やで!高級住宅地だもん。番地が、1番なんやから」
「へえ〜そりゃすごい。松下電器の工場があるのが松下町一番地、みたいなもん?」
「まあ、そんなもんでしょう」
-------------------------------------------------------
どんな話をしようかと考えていたけど、いつもの受け答えでその場を楽しめばいいわけよね。
と言い聞かせつつ。
ついどうしようかと思うけど、まずは楽しもうと。
と言い聞かせつつ。
たぶん、微妙に変なんだろうなあ こういうときの私って。
前へ インデックス 次へ
藤田まゆみ美術館
人気の「仏様のラインダンス」
トイレには「うすさまのお札」
 |