正体のわからないお見合いの相手に、私は今回も、揺さぶりを掛けたくなる。
ふっふっふ…
お馬鹿な自分に、少し酔ってみる。
わけのわからない状態より、明確な YES or NO。
よしっ!(冷や汗を感じながら、腹をくくる私)(-_-;)
というわけで私はセミナーの友人たちに、お見合いの相手をセミナーに誘ってみてくれないか、と声を掛け日時を決める。
(なぜ自分で話さないのか。と思われるはず。でしょ?
こんな正体のわからない相手にどう切り出していいかわからないんだもん。
まだコミュニケーションの訓練を受けた彼らのほうが、切り口が見えるかもしれないと思ったのよ)
お見合いの相手に連絡をして、この日にここへ来てもらってもいいか確認。
セミナーに誘うというのを彼がどう受け取るのか、行くにしても行かないにしても、反応が見られるだろう。そうすれば、少しはその人となりが推測できるのではないかな?
行く、というならそれに越したことは無い。成り行きを見守ることになるか。
さて。彼と会って、話を切り出す。
「私は、セミナーに行っていてね、それがすごくおもしろいんです。
離婚するはずだった人が、奥さんの素晴らしさを発見したり、
ずっと逃げていた人が、やるべきことに手を付け始めたり。
で。○○さんにぜひそういうお話をしたかったんですけど、うまく話せそうになくて。
友人が来ているんですけど、話を聞いてもらってもいいですか?」
「はい」
おそらく何のことかわからず、その人は応える。
近くに待機している友人たちに電話。
婦人服を個人メーカー(自営)でやっている人、会社員(男性)、主婦を彼に紹介する。
「彼女に相談されてね、あなたのことをよく知りたいけど、どうもわからないから、私たちに話をしてくれないかって言うんですよ。
彼女は実に素晴らしい人でね。(いやいや、何のことかしら、あなたの方が(・∀・;))
(中略)
…
この婦人服を自営でやっている女性は
ずっとメーカーに勤めていたけれど、なんだか違うかも、と思っていて、それがなんだかわからなかった。このセミナーに来て、自分の服を作りたいんだ!と気がついてびっくりしたという。それでも踏ん切りがつかなくて、次の段階のセミナーで宣言し、具体的に事を進められるように考えの整理ができ、人間関係ができ、やってもいい自分になった。それまでは、薦められてもそんなことをする自分ではなかった。
勤めているときもサバサバした人だったらしい。けどその頃は、独立なんて、自分のことだとは全く思いも寄らなかったことだったと。
私はこの話を感動的に聞いていたけれど、彼はよくある話としか聞いていないようだった。
主婦たる友人は
旦那様が太ってて、ぶさいくで、気がきかなくて、もう離婚を決めるつもりで申し込んだという。
セミナーを終わると、旦那様が実は体が一部利かない自分を(関節だか骨だかが歪みがある以外は普通)選んで、結婚して、養ってくれているんだ!ということに本当に気がついて
これまたびっくりしたという。
当の本人にとっては、そんなことを自分が考えているなんて、奇跡のようなことなのだ。
「ありうる話ですね」とお見合いの彼はいう。
これこれ、水を指されますわね。
真顔でそう言うこの人は、自分の相手として、やはりやめといたほうがいいのかも。
「このセミナーを受けられたお二人は、お互いに深い話ができるんですよ」
うなづく私。"(゜_゜)o"(。。)o
「受けてみられませんか」
「いえ、けっこうです。私はやりません。
話がそれだけなら、帰ります」
3人目の話に行く前に、彼は帰ってしまった。
「ごめんね、やるって話に持って行けなくって」
「いやいや、わざわざ時間取ってくれて、ちゃんと私のフォローもしてくれて、ありがとう。m(_ _)m
だいたいわかったし、いいよ。ああいう人なんだよね。
私が自分が誤解を受けやすい人だから、人を誤解するようなことはしたくなくって、実はどういう人なのか知りたくなるんだけど、この件はここまでかな。
それよりあの話、横で聞いてて、そうだったのか〜と思っちゃった… 」
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宗教団体に入信を迫られるような状況だったかもしれないけど
(書いていてちょっと反省。焦りました(-_-A;))
こういうなんだかギリギリなところに、人間性は現れる。まあ、私が他の方法を知らないだけか。
ただ、びくともしない彼を、かっこいいとか、申し訳ないとか、肯定的に思えなかった。
(さらりと帰るところなど、仕事はできそうだけど)
結婚は、日常生活だ。
多少でも、心の動きが見えれば一緒にいられるような気がしたんだけどね。
藤田まゆみ美術館
画集「いつか飛ぶ日のために」
トイレには「うすさまのお札」
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