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| まゆみんの50回以上のお見合い遍歴 19 流される私 |
「送っといたでな、また見といて返事してくれ」
お見合いの話は、そう何度も立て続けにあるものではない。
いくら世話好きのおばさんでも、それを仕事にしているのでなければネタはそんなに
はない。たいがいは保険をやっていたり先生をしていたり、人に関わる仕事をしてい
た人が橋渡し役を始めるらしい。最近話がないなとおもいつつ、それをいいことに「考えない生活」に浸っていたが、
父は仕事をこなすように、きちんと紹介者に打診をし、持ってこられた釣り書と写真
を保管用にコピーしてから原本を送ってくれる。d(-"-;)さすがだ。くっ。「でも、しばらく話がありませんでしたね」
「そうなんだ。また他の人にも聞いとるでな」
ふと思いついた。けれど私はずっと前から聞きたかったのかもしれない。
「地元の人か、そっちの出身の人ばっかりだけど、お父ちゃんは、私に近くにおって
欲しいん?」
「それはそうだで。近くにおるか、近くの人が親戚だったらある程度結婚しても状況
がわかるしなあ。(それぞれの地域のや人の繋がりがあるので、風評が流れてくる)」うん。その気持ちはなるほど。
しかし独立心旺盛な私としては、このままでは父の手のうちに取り込まれそうな気が
した。彼は中小企業ながら15〜40人の人を雇っている社長なのである。人間関係につ
いては百戦錬磨のように、子供の私にはみえる。
それは守り育んで欲しいときには必要な手だけれど、当たり前のように生まれたとき
からそこにあり、自分から歩みを始めようとすると余計な手出しをされているように
映るもの。そして想像は展開する。
「この人は条件がいいから」「この人はいい人だから」まわりからそんなことを言わ
れて、自分が判断する基準もないままなんだか結婚する流れに乗ってしまいそうな私。
今現在そういう話はないけれど、まわりが勝手に喜んでいるようなら、その気持ちに
水を差したくないと思ってしまいそうだ。
この、なんだかぼんやりとした消化不良な気持ちはなんだろう。だめだ。小学校の時、生徒総会で何か言いたいことがあって手を上げたとき、先に指された人
の意見がとてもすばらしくて、自分の意見よりもそのことに賛成してしまった。
でも、あれ?私の言いたかったのって、どんなことだっけ?
私の意見は私自身の中ですっかり夢のように消えてなくなっていた。
そんなことで無くなる程度のことだったの?だめだよ。そんなことで…。
私の気持ちがなくなってはだめ。
「いやだ。」
そおかあ! 私はいやだったのか!
自分の気持ちがないがしろにされてたんだな。
まあ、ないがしろにした張本人は私だけどね。(≧∇≦)
こんなふうに考えがちな私なら、親の選別してくれる人の中から選んだら、「お父ちゃ
んがいいって言ったから結婚したのに」とか、「みんなが勧めたから」とか、
自分が探す人だけに限定すると「親が勧める人の方が良かったかも」とか、
あー 言いそうだ。(¬▽¬;)
自分でも探そう。
親のつてであった人とも、自分が探した人とも会っていけば、どちらを選ぶことになっ
ても「私が選んだんだから」と言えるはずだ。
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ちょいときっちり探求して、その核には何があるのか見ておこうと思いました。
親に対抗するのでなく、自分の反抗に振り回されるのでなく。
流されるようにお見合いしていたら、自分を生きられなくするところでした。
(そうは言ってもいつか気づく時期が来たでしょうけどね)(  ̄- ̄)トオイメ
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