| まゆみんの50回以上のお見合い遍歴 2 最初のお見合い・前編 |
「こういう人の話が来たんだけど」
渡されたスナップ写真には、椅子に腰かけ背広を着た笑顔の男性が写っていた。
書面(以下、釣書つりがき・つりしょという)には身長172cmとある。
東京の聞いたことがあるようなところにお勤めで、
3つか5つほど年上の、丹後地方(私の育ったところ)の出身の人だ。
眉間には縦じわが入っていたが、人の良い私は気になりつつも、
「まあ、笑顔の時だけ縦じわが入る人もいるだろうし」と、まずは会ってみること
にした。
初めてで勝手が解らないので、会う場所は紹介者に決めてもらう。
ホテルのロビーで2時頃。
まずは相手であることを確認して、ホテルの喫茶室へ。
相手の方の眉間には、うっすらと、やっぱり、縦じわがある。
「お仕事は○○と描いてありましたけど、具体的にはどういうことをするんですか?」
「これはですね… 」
東京で働いている人らしく、語り口調はとても明るくて軽やか。へぇ〜 いい感じ。
顔を上げて相手を見ると、やっぱり、縦じわがある。
自分のカップに視線を落とすと、やはり爽やかな会話が驚くほど軽やか。
でも顔を上げると。。。。。。
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会話はね、良かったのよ。
東京弁なのか、社会人の標準語なのか、この人の性格なのか、声がいいのか、
それまでの私が聞いたことないような爽やかな口調で。
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