| まゆみんの、50回以上のお見合い遍歴 遊園地デート 2 |
「今読んでる本がね、ソウルメイトっていう本なんだけど、
そういう、魂のつながりの人を見つけていこうと思ってるんだ♪」
シバちゃんがそう言うのを、
「じゃあ、私もそうかも?」と言ったんだったかな?
「いやいや、僕はまゆみさんの信者だから。ソウルメイトなんて、恐れ多い」
「あら?そうなの?」
「そうかあ。シバちゃんは、魂の友人を探しているのね」
「そうなんですよ〜」
「でも“ソウルメイト”って、危険な言葉だよね。
“ソウルメイトですよ”って言われただけで、その気になって勘違いしそうでさあ。」
「そうかなあ」
「うん。でも、いろんな状況をくぐっても、残る人はいる。
そんな人のことかな、とか」
「俺は、そばにいるだけで繋がってるような気がする。
ああ、もちろんそばにいないときもだけど」
「あ〜 それもありそうね」
「お話しするのもいいんだけど、せっかく遊園地に来てるんだし、体も使いましょう♪」
「何か、乗りたいのがあるの?」
「行って見ないとわからないね〜。あんまり来たことないから」
と言いつつ、シバちゃんを促す。
「初めてジェットコースターに乗ったときにね、お母ちゃんと行ったんだけど。
当時流行のすご〜いと評判のやつはやめて、それほどでもなさそうなスタンダードなやつに乗ったんだけど…
目を開けてると怖いから、下を向いたまま…とまったと思ったら、まだ途中で。
やっとみんなが降りるときに、揺さぶられたな〜〜〜と感じつつ
鼻水が出ているみたいなんで鼻の下をぬぐいながら周りを見ていたら
お母ちゃんが、「あんた、鼻血が出とるで」って
えっ と思ってぬぐった手を見たら赤くて」
「うわ〜〜〜〜〜 大丈夫やったん?」
「うん、揺さぶられた感覚以外はなんともなかった。
でも、ちょっと休んどきな、と言われてしばらく寝てたけど。」
「それは休んで正解やね」
「いやあ、ずっと下向いてたのがまずかったのね。
その後、友達と何回か行って、怖くない技を研究したのよ。
(研究、と言うところがさすがに私です)
足元を見るんじゃなくて、遠くを見れば怖くない。見晴らしもいい。
曲がる方向に、先に体を傾けていれば、振られない。」
「じゃあ、ジェットコースターはやめよう」
「え〜 研究したから大丈夫なんだけど。
じゃあ、大型ブランコ!あれは楽しい。」
「じゃあ、それに乗りに行こう」
シバちゃんの心遣いが嬉しい。
こんなに紳士でイケ面なのに、彼女がいないなんて、ど〜いうことよ。
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あれっ!?
終わらない!?
シバちゃんとの遊園地編は、2回で終わるはずだったのに。
次もよろしく。
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藤田まゆみ美術館
画集「いつか飛ぶ日のために」
トイレには「うすさまのお札」
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