| まゆみんの、50回以上のお見合い遍歴 遊園地デート 3 |
メリーゴーラウンドに乗っている姿を撮りたい、と言われたり
コーヒーカップをまわしまくったり
空中バイキング船に乗ったり(ジェットコースターより安心)
落ちる系は控えて、
ミラーハウスとかおとぎの国とかに入り
「あれ、綺麗〜〜〜」「これは、絶対子供は泣くよ」なんて評価して遊んだり
ソフトクリームやハンバーガーで
「まずい」と文句を言ってふざけたり
「ちょっと休もうか」
「じゃあ、あっちの花壇のほうに行かない?
こっちのほうが開放的だし」
休憩所や喫茶コーナーなど屋内は、ちょっとしんみりしそうな気がする。
花壇のほうが、人通りがあるので襲いたい気持ちになりにくいと思われます。
(一応、警戒しておくのよ (~_~;) )
で、ここで手を握っちゃうと。
彼はびっくりして私の顔を見て、嬉しそうになる。
「う〜〜〜〜ん 久々に、遊んだわ〜〜」
「俺もさあ、小学校のとき以来かも」
2人で適当に腰掛けるところを探して、伸びをする。
「バイキング船が面白かったね」
「気に入ってたねえ」
「うんうん。 は〜〜」
「ちょっと目が疲れた」
「休んどき」
しばらくして顔を上げると、シバちゃんはなんだか考えている様子。
「どうなさいました?」
「うん、こんな風に女性と過ごすなんて、今後もあんま無いんじゃないかな〜と思ってさ」
真顔で、私を直視して言う。
「彼女作ればいいんじゃない?」
かる〜く 言ってみました。
「簡単に出来ればそんな悩まないって」
「萩丸なんかどう?」
萩丸(仮名)とは、私のダンスサークルの後輩で、最初の練習の時、ひと目で
「あ、同類。」(私と)
と感じた友人である。
シバちゃんたちのバイクツーリングに同行して
自分でもバイクに乗り始めたりしている。
「シバちゃんが、私の信者No.1だって言うのよ」と話していると、萩丸は
「ええ〜〜 それやったら私のほうが先に知り合ってるんだから、
No.1は私やん!!!」
「あ、そう言いそうな気は してたわ」(^∇^;)
シバちゃんは、残念そうな面持ちで
「くっつけようとしてる?」
おいおいシバちゃん、私への思慕の情を向けてくれてもお応えできないから、
私は気がつかない振りをさせていただいちゃうわよ。
「そういうことでも、そうでなくても、どっちでもいいよ♪」
と、にこやかにかっる〜くかわす。
「でも、萩丸、いいと思うよ。シバちゃんと、いろんな反応が似てるし。」
「どんなとこが?」
「それは私から聞くより、つきあってみたらいいじゃん♪」
あくまで、か〜るく。
「ふうん…」
沈黙。
いろいろ考えている様子。
日差しが赤くなり、影が伸びてきた。
「そろそろ帰ろうか」
駅まで、手をつないで歩いた。
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さて、シバちゃんはどうするか。
彼のことは彼に任せて、
私は、次へ行きましょう。
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藤田まゆみ美術館
画集「いつか飛ぶ日のために」
トイレには「うすさまのお札」
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