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 まゆみんの、50回以上のお見合い遍歴  結納の日

  

会場は、最初にお見合いとして彼に出会った「サンプラザ万助」で。(すごいネーミング、と以前も書いてます)
紹介者の足立さん(92歳!)に、会場の手配をお願いしたらしい。
つまりここは、足立さんにはお馴染みのところらしい。

集まるメンバーは
互いの両親と本人と紹介者(仲人さん)
その他の家族は参加せず。
うちは母が亡くなっているので、父だけです。

水引細工の結納の品が並んでいて、
婚約指輪と先方へこちらからお渡しする品もこのときに三方(さんぼう)に載せて並ぶ。
(三方とは、前と左右の三方に刳形(くりかた)の穴をあけた台を方形の折敷(おしき)につけたもの。ヒノキの白木製を普通とし、神仏や貴人に物を供したり、儀式のときに物をのせたりするのに用いる)
このときに祝の品として「小袖料」「帯料」「お袴料」という名目で並ぶお金が、結納金や持参金と呼ばれる。


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本来なら仲人さんが、新郎家から新婦家へ帯や着物や金子(きんす)と縁起物を持って行き、
新婦家からお返しをして、それぞれに受け取った家で結納の品を持ってこられた仲人さんをもてなすものらしい。
これにて、お互いの家が「結婚をします」という約束を正式に交わしたことになる。

最近は一堂に集まり、その日のうちに済ませる略式が主流で、
お互いの食事会で、婚約の確認とする場合もある。

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新郎家 「幾久しくお納めいたします」
新婦家 「幾久しくお受けいたします」

一応世間的な手順を踏んだほうが、後で トラブルがあったときも対応がわかりやすい、そしてトラブル防止の意味もあるというわけで、「略式」にするあたりが、「一応…」なのですね。(^。^)

型どおりの受け渡しが行われ「式」が終わる。
はやっ。



「ここでは結婚指輪は並ばんのか」ひそひそと彼が問う。
「結婚指輪は挙式のときで、ここは嫁さんに欲しい、という場だからまだ出さんのや」



一同緊張が解けた様子で、テーブルに移動。
午後から集まったので、お食事ではなくティータイムとなる。

仲人の足立さんが私に囁き(ささやき)かけた。
「あんまりしゃべらん人やけど、ええ家の人やからね」
 (ええ家=良い家の人、というのは、良い教育がなされているきちんとした人、という意味で)
「いえ、すでに、きちんとアプローチしていただきました」(^_−)
小さな体の足立さんが体を揺らして苦笑しつつ
「まあ、そうなんか」ヽ(≧∇≦〃)v



作物の話とか仕事のこととか、互いの交流を始める。
そこで、予想通り挙式はいつどういう風に、という話になる。
「親戚も、歳が大きくなってわざわざ来てもらうんもたいそうやし、来れるもんだけでなあ」
「うちは、それならまあ(本人から見て)兄弟とその子供と、おじさんおばさんだけで、いとこまで呼ばんでもええでしょう。
 それでも、○○人ですけど」



「あんたらは、なんか希望があるんか。なんかあるんやったら、言うときな」
先方のお母さんが聞いてくれた。
親の好き勝手にされて困ったという話も聞いているけど、親の気持ちも汲んでおきたい。
「ブランコ乗ったり、ドライアイスの雲が出てきたりは、いらんと思いますし
 でもひとつだけ、、、着たい衣装があるんです」
「それはどんなもんですん」
「十二単(じゅうにひとえ)なんですけど。」
「それは、私らで探すんは無理やで、あんたらあで探してくれるか」
「はい、わかりました」

えっ 反対しないの? 

「ほしたら、大体そういうことで、後は本人たちに任せまひょか」
「そうですね」
私たちは37歳と45歳というカップルなので、余分な口出しは不要とされているらしい。

お互いの顔合わせと交流、挙式の大筋をお互い確認してこの場は終了。
まだ明るい時間なので、宴会・会議場であるサンプラザ万助の向かいにある貸衣装店を紹介される。


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彼にこっそり
「衣装、反対されませんでしたね」
「(残念そうに)誰か抵抗すると思っとったんやけどな。
 まあ、着とる間気絶しとったらええんや」
「よろしゅうお願いします!」(^∀^)

 


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