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衣装は着た感じを見るためなので、服を着たまま。セーターを脱いで、Tシャツになる。
小袖は省き、袴(はかま)を着ける。
私は子供の頃、剣道をしていて袴は着慣れていたので、自分で着付けさせてもらう。
こんな感じ→剣道袴のはき方
女性用の剣道は白袴をはいていたけど、朱色の袴は華やかな感じがする。
あ、巫女さんの衣装も一緒か。
「十二単の下って、袴だったんですね」
「そうなんですよ」
「単衣(ひとえ)を着て、五つ衣(いつつぎぬ)というのを着るんですが、重たくなりますので、うちでは工夫しまして、襟だけを重ねます。」
工夫がされているとは。
ある程度この衣装について、再現するだけでなく、現代人が着ることを考えて作られているわけね。
常によりよくするには、という姿勢が感じられる。Good job!
ここに、すその長いコートのような何枚か重なった上着を着る。
朱色が、目に鮮やか。
「これは小袿(こうちぎ)姿というもので、略式の正装です。
本式には、これに短い上着(唐衣:からぎぬ)と後ろに引き摺るもの(裳:も)を
つけるんですけど、うちではそこまでは用意していなくて。
でもこれでも、正装ではあるんですよ」
より華やかな、内掛けという感じ。
これは、着物よりも着易い。動きやすい。
「鬘(かつら)はありますか?
兄嫁さんが挙式したときに、かつらが合わなくて、しかもなんかでっぱりがあって痛かったといってたので」
「常に用意しているわけではありませんが、すぐ近くにかつらやさんがあるので、そこで作ってもらうことができますよ。
腕のいい方なので、きちんと作ってくださいますよ」
う〜ん まあ、おすべらかしのかつらなんて、そうそう置いてないよね。
「あ、では、今回は結構です」
「女性がこれだと、男性の衣装は?」
「まあ、羽織袴(はおりはかま)でされることが多いですね」
「でもそれだとなんか、違いますよね」
「羽織袴でも、おかしくないですよ。」
「衣装があれば、みせていただきたいのですが」
「ごめんなさい、うちには男性の衣装でこれにあわせたものは無いんです」
なんだ、そういうことか。
女性の衣装はいいんだけどな。
男女揃ったところのほうがいいかな。
「う〜ん、それは残念です。
まだ挙式まで3ヶ月あるので、考えさせてください」
「はい、もちろんです。それでは一応、こちらにお名前と連絡先をお願いできますか」
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良い衣装だったんだけどね。
男性のを探さないと、ってのがね。
次はもう一軒のほう、行きましょうか。
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