| まゆみんの50回以上のお見合い遍歴 7 3回目の境界線 |
23歳で結婚した美大時代の友人は、お見合い結婚だった。
雨の日に同じ学校へ行くらしい人の傘に「入れて」と声を掛けた。
たまたま同じ学年と専攻だったその彼女は、あまり主張する必要も目立つようなこ
ともなく、仲間内でそれなりにマイペースで優等生な学生生活を送っていた。
お相手は31才だったか、あんなおっちゃんな人にやるのはもったいないと思ったの
を覚えている。
「え?お見合いで? 何回目?」
「もう3回目になるし、このくらいで決めようと思って」
「それで、いいの?」
「まあ、恋愛もしたかったけどね…」
さらりと応えてくれた。その「…」には(でも、それでいいわ)がかすかに響いて
いた。
3人目の話はなかなか来ず、書類上で断ったり、断られたり。
収入が高くて見かけの良い人にはすぐ断られた。
写真を見て、明らかに自分とは接点が無いような人もいる。
お断りするなんて、なあんて偉そうなのかしら私。
でも、断ってくる人もあるんだから、それはお互い様♪
自分がちゃんと自分と相手を見ているかということの方が重要なのね。
とはいえ、書類上でそこまで考えるのは深読みしすぎだっちゅうの。
収入はそれなりだけど、感じのいい人だな、という人に(ダメ元で)お会いしたい
というと、OKの返事が来た。
168cmくらいだったか、かつてスポーツをやっていたらしいわりにすらりとした
体つきの「優しいお兄さん」だった。
電気関係の仕事をしているその人は、さりげなく結婚についての話や仕事の話を振
ってくれる。他愛ない話もする。
それに応えている私はとても居心地がいい。こんな人が旦那様だったらいいなあ。
帰ってきて、そんな話を父に報告。
父は私の今までにない反応に喜んで仲人さんに伝えてくれたらしい。
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3回目ってのは、どうしても数えてしまうものらしい。
男性が女性にアタックする回数も、3回まで。が多いとか。
意識しなければ、数えなければ大したことじゃないのかも知れない。
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