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 石垣島に行ってきました   ビーチでご飯♪☆\(^0^\) ♪(/^-^)/☆♪


それから更に車で移動する。

お店ほとんど車の通らない道を、どんどん走ってゆく。
のんびりとした街道の途中に、小さな雑貨屋さんがあり、そこで止まった。

店先にもずくや野菜がおいてある。
はっちゃんは店番をしているおばあさんに、探しているものを説明している。
私はどんなものがおいてあるのか、端からずっと見ていた。
こういうお店は面白い。
妙な掘り出し物があったりするから。

もずくを買おうかどうしようか迷っていると、レジ横に面白そうな調味料があった。
石垣島ラー油「石垣島ラー油」と書いてある。
手に取っているとはっちゃんが
「それ、美味しいよ。なかなか手に入らないのよ」と言う。
ならば買いだ。

おばさんに「これ下さい」と言うと、
「ペンギン食堂に行ったら、もっと安く買えるよ」とのこと。
ペンギン食堂?? ちょっと聞いたことがあるぞと思いつつ、ラー油のラベルを見ると「ペンギン食堂」と書かれている。
「行けるかどうか解らないから、もらうわ」と言ってお金を払った。

大阪ならあり得ない会話だろうな〜
売ろう、という気のなさがステキだった。

はっちゃんの欲しかったものは、ここでは手に入らなかったらしい。
「ま、いいわ(^▽^笑)」という事なので、きっと大丈夫なのだろう。

あだん
それからまた走って走って、どこかから林の中に入り、そしてそこは美しいビーチだった。
「はい。ここでご飯を作るから、いずみさんは好きに遊んでていいよ」
「ここで作るの??」
「そう。ほら」と車の後ろを指さす。
見ると、カセットコンロだとか油だとか、何か色々積んである。

とたんに嬉しくなってきた。
ビーチでご飯だバンザーイ \( ̄▽ ̄)/ バンザーイ

そういえば、昨日も今日もはっちゃんは、せっせとあちこちで草を摘んでいた。
今日もこのビーチに到着するなり、草を摘んでいる。


私は言われるままにあちこち散歩した。
とても可愛い美しい花が沢山咲いている。
少し行くと小道があるらしい。
茂っている木々を見ていると、パイナップルのようなものが木の上のほうについている。
あれはたしか…「あだん」だ。
奄美大島で生きた孤高の画家、田村一村の映画「あだん」に出てきたものだ。
嬉しくなって何枚か写真を撮った。

波打ち際で透明な海水と遊んだり、ピンクの花の写真を撮ったりするのにもあきたので、
はっちゃんがどんな料理を作るのか見学することにした。

行くと「この薬草を海水で洗ってきて」と言われて、波打ち際に行くが、ビーチサンダルではなくてスニーカーの私は、ちときつい。足を冷やすとてきめんに体調を崩す私は、スニーカーをぬらしたくなかったので、波とおいかけごっこしながら瞬間で薬草を洗うが、どうしても砂がついてしまう。

ま、いいか。
と思ってはっちゃんの所に持ち帰るが、
「こりゃダメだ」と瞬間却下だった(^_^;)

はっちゃんはカセットコンロでお湯を沸かし、薬草の半分くらいをゆでて、小さなまな板で刻んで、持参していた「おかゆ」に混ぜ込んだ。
その時、茶色い土鍋から見えたおかゆの旨そうな事(^▽^笑)
茶色い色をしていて、今まで食べたどんなお粥とも全く違うものに見えた。

それから残りの薬草に衣をつけて、天ぷらにし始めた。
先ほど言ったマザーストーンの所でひろった白い貝殻の上に、そのへんに生えていた大きな葉っぱを乗せて、パリッと揚がった天ぷらを次々と乗せてゆく。

「揚げたてをすぐに食べて」と言われて、食べてみる。
うまい(*'‐'*) ウフフフ♪
海水で洗ってあるので、ほんのりと塩味がついていて、天つゆも塩も必要ない。
私はどんどん食べた。
お粥もよそってもらった。

このお粥がまたうまい。
今まで食べたどんなお粥とも違う。
何が入っているのかというと、シーチキン、しいたけのスライス、もずく、雑穀、たった今ゆでて刻んだ薬草、それから…なんだったかな、いろんなものが入っていて、味噌味なのだ。


入っているもずくは、旧暦の春分の日にはっちゃんが取ってきたもので、この日のもずくはエネルギーが強く、これを食べると一年間元気に暮らせるという。
お味噌もはっちゃんの手作りのもので、コクがある。
これはお粥が炊きあがってから加えるらしい。

水とお米の分量の割合は?と尋ねると
「適当」
そうか。

どうやって作っているのか質問しながら、私はどんどん食べる。
天ぷらもやたらめったらうまうまで、どんどん食べる。
それからまたお粥の作り方を質問して、どんどん食べる。
山盛りになってゆく天ぷらも、遠慮無くどんどん食べる。

うまい〜♪☆\(^0^\) ♪(/^-^)/☆♪
なんて幸せなんだろう…
美しいビーチで花に囲まれて、波の音を聞きながら、材料現地調達のビーチご飯をご馳走になるなんて。

その時、ハッとした。

私が頂いているのは、命あるものたちなのだ。

そんな事は前からちゃんと知っていた。
野菜もお肉もお魚も、お醤油も味噌もケチャップも、命あるものから出来ていて、
命あるものしか私たちは食べられない。
それは解っている。

でもその時、「命を頂いているのだ」という実感が一気に押し寄せてきた。
身体が細かく内側から震えてくるのを隠しながら、何事もなかったようにお粥と天ぷらをむさぼりながら、自分の命を無言で提供してくれている植物たちに、なんと感謝していいのか解らなかった。

しかも薬草さんたちは、はっちゃんに「自分を使ってくれ」とメッセージをくれるのだ。
どの薬草をいつどこで摘むのか、はっちゃんは植物さんから直接教えてもらっている。今日私が食べさせてもらっている薬草さんたちも、たぶん何らかのメッセージがあってはっちゃんの目に飛び込んでくるのだろう。

日々、たくさんの命を捧げられて生きながらえている私たち…

このままでいいはずがない、と思った。
頂いたものを何らかの形で自然界に返さなければ、循環が止まってしまう。
すでに自然界の循環は、あちこちでうまくいかなくなっている…

このままでいいはずがない…
私にはもっと出来ることがあるはずだ、と思った。


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